皆さんは三森すずこさんの曲を聴いたことがありますか?
え、ないですか?それとも聞いたことはあるけどそんなに知らない?それは貴方にとってグッドニュースです。なぜなら貴方にはこれから三森すずこさんの曲を知っていく楽しみがあるのですから。(アフィリエイト記事みたいな自然な導入)
今回はそんな三森すずこさんの最新シングル『チャンス! / ゆうがた』に収録されている、同タイトルの二曲の感想を書いていきます。
三森すずこさんの楽曲としては今年2月リリースの『holiday mode』以来となる新曲になりますが、もうね、超大好きです。みもりんの魅力がこれでもか!ってくらい詰まった2曲になってます。ほんと、いっつもいい曲出してくれるし、これだからミモリアンは辞められないよ~
いざ本編
チャンス!
作詞がhotaruさん、作曲・編曲をかのオーイシマサヨシが担当している今回の表題曲で、2019年秋クールのダイヤのAのOPになります。
四の五の言うよりも、とにかくこのPVを見てください↓↓↓
三森すずこ「チャンス!」MV short ver.(9thシングル)
めっっっちゃみもりんかわいい!!!!
みもりんかわいい!!!!
(大事なことなので2回目)
はい、みもりんが可愛いです。
(大事なことなので3回目)
とにかくみもりんが可愛い(大事な事なので4回目)のですが、とにかく可愛い以上にチャンスを掴め!というメッセージが強烈に伝わってくるのがこの曲の良いところですね。大好き。
しかもこの曲、所々にみもりんらしさが詰まってるんですよ。例えばPVのこの部分
(先の動画より抜粋)
みもりん可愛いなぁ~
いや大事なのはそこじゃないんですよ。かわいいのも大事だけど。誰かの背中を押すっていう、ある意味誰でも歌ってそうな応援ソングですが、そこに「やる気の出ない自分」を登場させてくるのがまさにみもりんだなぁ~と思います。大好き。
PVだけじゃなくて歌詞にも今の三森すずこらしさが詰まってます。
特に僕が一番印象的だったのは二番の始めの部分
自分が!なんて思ってない?
焦りは禁物後ろご覧よ
いつも仲間居るじゃない。
フォア・ザ・チームでさあ
この歌詞を聴いたときに、ああ、みもりんだなぁと思わずには居られませんでした。というのも、2018年の三森すずこ五周年ライブのMCで彼女はこんな事を言っているからです。
自分が輝けばいい!って思ってた時期も私にはあったけど、こうして大人になって人のことが考えるようになりました。みんなが「三森すずこのファンなんだ」と自慢できるような人になりたいと思いました。
(一部意訳)
この1つの歌詞に潜んだ三森すずこという1人の声優の生き方を考えると、数秒で過ぎ去っていくワンフレーズにとてつもない重みを感じられます。こういうところが声優アーティストを追ってて楽しいと思える瞬間ですね。
あとは、単純にライブで盛り上がりそうな曲調が好きだし、公式のコールが完備してるのが最高。うぉーおっおっおっおっおっ!って叫ぶ以外にも、Aメロ終わりの笛が入るところでかっとばせー、す・ず・こ!勝利をめざせ!って叫んで良いらしいですね(本人考案)。一体ライブで披露されたらどんだけ楽しい曲になってしまうんでしょうか…
さらに何といっても三森すずこの十八番(だと僕が勝手に思ってる)の落ちサビの歌唱が聴いてて最高に気持ちいい。ついでにPVでは落ちサビでダンスが止まって静かに歌い上げるのが個人的な好きポイント。曲の構成を考えたオーイシマサヨシとPVの監督さんには一生頭が上がらないですね。
総じてこの曲について言うなれば、久しぶりにみもりんの超楽しい曲が来た!って感じです。最近ライブで楽める系の曲が来なかったから、久しぶりに楽しい曲が来て僕は最高に嬉しいです。
ゆうがた
作詞・作曲は水曜日のゆうがたパラダイスを担当されている津野米咲さんが担当しています。三森すずこさんとはゆうがたパラダイス繋がりということで、この曲はNHK-FMで放送中の『三森すずことアニソンパラダイス』のテーマソングとして作られた曲です。
三森すずこ 「ゆうがた」試聴ver.(9thシングル「チャンス!/ゆうがた」収録楽曲)
チャンス!のPV公開からなんとなく予想はしてましたが、裏面には俗に言うバラード曲を持ってきました。チャンス!の影に隠れがちですが、正直チャンス!とどっこいどっこいかそれ以上に僕はこの曲が好きです。
一言でこの曲を表すなら「夕方の愁い」だと僕は思います。お仕事や学校の帰り道、夕方の気が沈む時間には、幾ら頑張った1日でもどこか憂鬱になる経験は誰にもあると思います。そんな人に対して
それが本当の君なんだね
と言ってしまうのが三森すずこさん。やばいね。
『アレコレ』だったり『星屑のカーテン』だったりの曲で愁いの感情を歌い上げるのが三森すずこさんはお得意。この2曲はどちらも寝る前の愁いの感情を歌った曲で、アレコレは「まあ、明日から頑張ればいいよね」って感じのポジティブな思考回路で収まる曲なのに対して、星屑のカーテンは「こんな自分でもまあいいじゃん」とある意味開き直った曲です。どっちも僕の大好きな曲。
三森すずこ「アレコレ」MV short ver.(4thアルバム「tone.」収録曲)】
三森すずこ「星屑のカーテン」MV short ver.(ミニアルバム「holiday mode」収録曲)
こうした曲と比べると、『ゆうがた』は確かにこれらに似た寂しさ・憂鬱な感情が感じられるけど、どこか違うような気もする。そもそもこの曲は第三者視点から歌っている曲なので、三森すずこ視点から歌ってるこの二曲とは近いようであんまり近くないのかもしれない。
歩道橋を駆け下りる空腹のランドセル
あれはいつかの君なんだね
これほど気持ちの込み上げてくるフレーズを考える津野米咲さんと歌いこなす三森すずこさんは常人じゃないですね。
色々語りたくもあるけど、『ゆうがた』は僕もまだ感情がまとまらないってのもあるし、何よりまずは原曲を聴いてみて色々と感じて欲しいです。
まとめ
『チャンス!』も『ゆうがた』もどっちも大大大好きな曲だったんですが、何より思ったのは
チャンス!の裏面にゆうがたを持ってくるのが芸術的すぎる!
『チャンス!』は頑張る人の背中を押す応援ソング。でも常に100%の力で走り続けられる人間は居ないわけで、誰だって一日頑張った後のふとした時に憂鬱になるけれども、そんな自分を悲観する必要なんてないんだよ、と言うかのように添えられる『ゆうがた』。この2曲を組ませられるのは三森すずこ以外にあり得ないんじゃないかと思えてきます。
頑張る人の背中を押す曲なんて今どき星の数ほどにあるけれど、ただ頑張れ!じゃ張りつめてしまう緊張感を和らげてくれる曲って中々無いですし、それを忘れないのが三森すずこさんの曲たちの良いところだと思います。ファンを3年続けてても未だにこの人の魅力は分からないことだらけですが。
ああ~みもりんが大好きだ~!
↓これはこんなブログより何倍も参考になるlivedoorさんによるインタビュー記事