逢田梨香子 『Lotus』歌詞書き起こし&感想

歌詞全文

聞き取って書き起こしているだけなので細かなミスor表記ずれはあるかと思いますが、正しい表現はCD発売後に歌詞カードを見て確かめてみて下さい。

 

 

憧れに似て身を焦がすようで

のばすこの手をすり抜けていく

濁った水のようなこの心

誰か掬って あふれる前に

もう少しほんの少しと求めても

虚しいほどに何一つと残らなくて

進んでく道示すのは自分だって

きっと君はもっと前に

気づいてるよ そうでしょう

 

 

誰も汚せないものひとつただ強く

黒さえ白く塗り替えて 何度でも

いつか全て消え去って移り変わろうとも

また始めようもう一度この場所で

人知れず咲いたこの花のように

 

 

立ち止まっても過ぎゆく季節

どこか冷たく他人のようで

人に傷つき 苦しんでもまた

傷癒すのも同じ人で

終わりあるからこそきっと愛しくて

でもねなぜか時にそれを 忘れてしまう

思い出はそっと寄り添いすぐそばで

眠るように祈るように

君のことを見つめて

 

 

想うほど遠ざかっていくこの瞬間

壊さぬようにそっと誰かへ繋げ歩こう

終わらないで もう少しだけ願うけど

遠い先でいつの日か知るだろう

永遠の中にある切なさを

 

 

色鮮やかな 花もそうきっと

今日もどこかで 生まれ変わって

 

 

誰も汚せないものひとつただ強く

黒さえ白く塗り替えて何度でも

いつか全て消え去って移り変わろうとも

また始めよう もう一度この場所で

人知れず咲いたこの花のように

 

 

 

 

感想

 視聴で一番サビまでは公開されていましたが、個人的には一番サビが最高に好きです。

 「蓮」の花をイメージして書いた逢田梨香子さん本人の作った歌詞なのですが、「誰も汚せないもものひとつただ強く」辺りの泥臭い感じが逢田梨香子さんらしくて凄くいいなぁと。

 

 あまりこういうところに科学を持ち込むのも無粋ではありますが、蓮の葉って表面構造が少し特殊で水を強くはじく性質があるんですね(ロータス効果)。

 水をはじくと何が良いかと言うと、泥水が葉っぱの上に付着しないので葉っぱが汚れない、つまり泥水が生きていく上で必要な光合成の邪魔にならない。この泥水を寄せ付けない特殊な葉っぱのおかげもあってハスは汚い泥水の中でも生きていけるし、綺麗な花を咲かせることが出来るのです。

 

 これを考えると、泥水の中で咲く蓮の花って強くて賢くて、これを最初の作詞の題材にしようと思った逢田さんの感性は素敵だなぁと思います。まあ逢田さんはきっとロータス効果なんて知らないのかもしれないけどね。

 

 

あと8曲も新曲があるなんて嬉しいな~!

(終わり)

 


逢田梨香子「Lotus」Music Video(Short Ver.)

 

配信サイト

「mora」

音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~

 

 「music.jp」

music-book.jp