2020年の抱負

あけましておめでとうございます。

 

2020年になりましたね!!!

 

皆さんは2020年と言うとどんな年のイメージがありましたか?

 

僕はと言えば、自分が2000年生まれな事もあって成人になる年、つまり子供じゃなくなる年というイメージが昔からこびりついていました。

 

普通の人にとっては東京オリンピックの年、というイメージが強いでしょうね。

 

世間にとっても僕にとっても特別な2020年という年ですが、新年早々に今年の抱負を決めておこうと思います。

 

僕の今年の抱負は

好きなことに真剣に生きること

です。

 

なんとも子供っぽくて、人によっては当たり前すぎることかもしれないけど、好きなことに真剣になれることって大人になればなるほど難しいですよね。(ガキが何を言う)

 

人からの評判を気にして自分の好きなことを蔑ろにしてしまったり、

なかなか自分のモチベーションが保てなかったり、

SNSソーシャルゲームYouTubeのように頭を使わなくていいものに時間と気力を消費してしまったり、

 

と言った具合に。

 

去年はこうしたものに振り回されて好きなことになかなか向き合えずに終わってしまったと思うので、今年は心を入れ替えていきたいですね。

 

僕の好きなことってよく考えてみれば結構充実してて、

みもりんと逢田さんの追っかけに始まり、

面白いと感じたアニメに張り付いて世界観を紐解こうと躍起になったり、

哲学や心理学などの本を読んでオタクについて考えたり、

アクションゲームをやりこんだり、

唯一のアウトドア趣味の釣りに行ったり、

勿論専門の固体化学関係のことを考えたり実験したりするのも大好きです。

 

端から見ればただの陰キャオタクですが、知ったこっちゃ無いですね。

陰キャで何が悪い、くらいの心意気で一年過ごしてやろうと思います。

 

ただ実際には研究室所属だったり院試だったりが待ちかまえているので、そっちも蔑ろには出来ないですね。特に英語が………………

 

まあこういうリアル色強めの内容は裏でなんとかするとして、今年は好きなことに全力で。ブログにかけるような事を沢山こなしていきたいです。

 

何もしなくても今月はラブライブ!フェスにみもりんのリリイベ&お渡し会、来月はみもりんのライブ、3月には斉藤朱夏さんのライブ、4月には逢田さんのファーストライブ(!!!)が待ってますけどね。

 

 

週一回更新を目標に頑張ります!!!!!!

 

 

おわり。

2019年のイベントを振り返る 

Twitter#いいねされた分だけ今年を振り返る というタグをよく見るのですが、僕のイベントを振り返るのにTwitterじゃ収まりきらないと思うんでここに残したいと思います。

 

1/4(金)

ラブライブ!サンシャイン!!劇場版公開

一つ目からイベントではありませんが、2019年と言えばですよね。

 

僕が一番好きなアニメの劇場版なんで楽しみじゃないわけが無い。

二期までのアニメの世界観を踏襲して上手く物語を完結させたなと感じさせられて、僕はこの映画大好きです。ちかりこの関係に進展があるのもよかった。

10回全部最後まで見てもまだ泣けた。

 

 

そういえば映画の感想は千歌梨子にフォーカスしてとこラ部の部誌で書いたっきりになっちゃったなぁ。

 

映画でAqoursの物語はこれでおしまい、なんだろうか、悲しいね…。

 

1/5(土)
ギルキスファンミ千葉

ギルキスあんまり好きじゃないけどな、と言いつつも結局推しの逢田梨香子さんを見に行きました。
ユメユメ一番サビのちかりこパートを梨子1人で歌うところが良かったね。今までは必ず千歌から受け継いできた歌詞を、今度は独りで歌いきるってのに微かな「成長」を感じます。でもちかりこのオタクとしては悲しかったよ

あとはポプハにストトラコワレヤスキみたいな楽しい曲ばっかりだったので、渋々だったけども行って良かったイベント。それでもこのファンミを全通する人間は凄いと思います…僕には無理。

 

 

2/9(土)
シャロンファンミ沼津(LV)

当時はめちゃくちゃ楽しかった記憶あるけど、何が楽しかったのか全く覚えてません()

CYaRon!の曲好きだから聴きに行ったのと、今思えばユニットファンミ行かなきゃいけない、って言う謎の義務感に縛られてたのが大きいと思う。

ライブ後に食べた油そばが美味かったです。(←覚えてるのこれだけ)

 

3/3(日)
ユニットファンミ東京

一生忘れられない思い出になったイベント。

というのも、当日になって連番相手が取り出したチケットがまさかのアリーナ最前ブロック一列目、しかもアリーナのド真ん中(!!!)という珍事が起きたからですね。3/3のお昼まで僕はアリーナ最前列でイベントが見れるなんて知らなかった。

席でイベントの良し悪しは決まらないとは思ってきたけど、今までスタンド後方くらいしか経験してなかった中でいきなりアリーナ最前は流石に度胆を抜かれました。いつか近くでライブを見たいって思ってただけにね、人生どこかで良いことはあるね。

 

アリーナ最前列のド真ん中で好きな曲の数々を見れたのは何にも代え難い光景で、特にAqoursの曲で一番好きだった君のこころは輝いてるかい?を一番好きな君ここ衣装で見れたのは運が良かったと言うレベルじゃなくてもはや運命を感じる。生きてて良かった。

(連番相手も好きなAZALEAの曲回収してておんなじ事言ってました)。

 

 

 

アリーナ最前列から見るステージがどんな感じかというと、ステージ真下から見上げる形になるのでキャストの下半身がめちゃくちゃよく見えます。ほんと、目に映るのはまず太もも。小林愛香さんとか小宮有紗さんの足が超細いおかげで逢田さんの足がとても健康的に見える(つまりそういうこと)。しかもコワレヤスキ衣装のレザーのスパッツ穿いてるから劇的にエ○い(えろい)。あの太ももの曲線美は絶対にデジタル化出来ない、つまり映像じゃあの太ももは伝わらない、アナログで見る太もも is GOD。しきも目の前でギルキスの2人が逢田さんの太ももを触り始めるもんだから、つまりワールドカオス。僕の理性は逢田梨香子の太ももに敗北した。

 

これ以上いくと僕の尊厳に関わるので割愛しますが、生で見る逢田さん(の足)のインパクトは凄まじくて、冗談抜きでこのイベントの思い出の8割は太もも。最前ブロックとったら太ももをガン見できる、これはオタクやって行く上で知っておくべき有益情報です。

 

 

君ここと逢田さんの太もも以外にもこの時の思い出は結構鮮明に覚えてて、「○○ボールと言えば?」の質問に答える時に逢田さんが「モンスターボール」って書いた事に降幡さんよりも先に気づいて連番と爆笑するとか、ホスワの「君のハートで~」の所で目の前の逢田さんとハートマーク作ったりとか(あれは間違いなく僕に向かってやってたから!!!本当だから!!!!!!)、かなり貴重な体験をしました。

 

 

最前はいいぞ(最前イキリ)

BDは怖くて今でも見れてないです。

 

 

東京ファンミはとても満足感あるイベントだったので、活動初期からAqours追ってきて良かったな~と思ったと同時に、もうAqoursの現場には満足したな~という謎の達成感があってこれを機にラブライブ!現場への足が遠のくようになります。

 

3/8

内田彩ライブ take it easy 東京

うっちーの曲は割と前から好きだったんだけど、ライブに行くのはこれが初めて。大学生になって内田彩好きの友人が出来なかったらこうはなってなかったでしょうね。感謝。

 

一曲目のCandy Flavorの後にまさかの僕の大好きなFloating Heartが披露されて会場吹き飛ばしました(オタク特有の誇張表現)。推し曲を披露してくれるライブちゅき。

Aqoursのライブとは打って変わってとにかくめちゃくちゃ楽しい、ライブとして楽しい、そんなライブでした。またうっちーのライブ行きたいね。

 ↑まともなツイートが残ってない

 

 

3月上旬~中旬

Jingle Child Mov.9

???「え~、Jingle Childの意味も知らなかったの~?訳したまんま、“すずこ”って意味だよ~!」(←好き)

 

これは三森すずこさんの「holiday mode」のリリースイベント。まあ当たんないだろうな~と思って東名阪の昼夜の計6公演を申し込んだ結果、全部当たりました(どぼじで)

 

#みもりんに6回会いに行く」というとんでもないハッシュタグが生まれたのがこのイベント。

 

イベント自体はトーク&ミニライブって感じの普通のリリースイベントだったと思うけど、毎回7曲歌うってのは最早ライブイベント。やっぱり思うのは、推しの歌が聴けるだけで何にも代え難い幸せです。いつまでもこうして歌い続けていたい、って言ってたのが何よりも嬉しかったし一生追い続けていたいと思わせてくれます。

ご当地ごとに集合写真のポーズ変えたりするのが楽しかったな。こんなこと大学生のうちじゃないと出来ないと思うんで、全力で飛び回って良かったな。

 

 

 

 ↑リリイベで人間は幸せになれる

 

3/14(木)

逢田梨香子ソロアーティストデビュー発表

これはイベントではないけど、僕にとってはどんなイベントよりも印象に残ってる出来事なのであげておきます。

 

僕を知ってる人は察してる人の方が多いと思いますが、僕は逢田さんの歌声が昔から大好きでした。とこラ部のブログに書いたりもしたね。サンシャイン!!のアニメ一期二話のユメノトビラのシーンを見たときから、逢田さんがソロアーティストとして歌ってる所がみたいな~とずっと思ってたので、この時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。

 

 ↑これはデビュー発表一か月前のツイート

 

 ↑デビュー発表直後のツイート

 

 

この時アーティストデビュー発表と同時にORDINARY LOVEの一番サビが公開された。僕の思い描いてた“アーティスト逢田梨香子”のイメージまんまの曲で、この時からずーーーーーーーーーーーーーーーーっと一番好きなアニソンであり続けてます。ORDINARY LOVEは語り尽くせないくらい大好きなので、また気が向いたらこれをテーマにブログ書きたいですね。川柳少女もいいアニメでした。

 

3/31(日)

レヴュースターライト オーケストラライブ

まるごとりかこファンミーティング

僕はオタク趣味を始めてから結構長いこと推しが三森すずこさんと逢田梨香子さんの2人だったんですが、この時初めて直面した「イベ被り」の問題。3月31日はスタァライトに出演するみもりんを見に行くか、逢田さんのイベントを見に行くか。

僕に残された選択肢は………「イベ回し」でした。

 

 

#みもりんに6回会いに行く の次は #推しに両方会いに行く というワードが誕生した回。

振り返ってみると3月の濃度濃すぎ。

 

先にオーケストラライブの方に行ったのですが、正直このイベントはかなりやばかった。名前の通りオーケストラ演奏をバックにキャストが歌うライブで、スタァライトシートというぼったくり前方指定席をとったおかげでキャストがよく見える。

何よりやばかったのが開幕の「星のダイアローグ」から繋がる二曲目。まさかのアニメのレヴュー曲である「世界を灰にするまで」のイントロが流れ始めて流石に連番オタクと転げ落ちました。(知らない人のために説明すると、この曲はアニメ一話のレヴュー曲で、僕の推しの三森すずこさんと連番オタクの推しの佐藤日向さんのデュエットから始まる曲。お互いにお互いの推しの事が次点で好きな事もあって2人ともこの曲がめちゃ好き。つまり横転不可避。オーケストラでこの曲やろうと思った人間はアホ!)

 

あと思い出に残ってるのはアンコールのラストの曲、小山百代さんの「それでは最後の曲になります、Star Divine!!!」のフリから始まるStar Divineが最高級にエグかった。ラストのみもりんの「切っ先に栄光とまれ」のパートがオーケストラ演奏と合いすぎてもはや芸術的。

 

 

 

 

まるごとりかこの方は…そうだね、推しの逢田さんが真横通った時にその身長の低さにビビりました。かわいかったね。イベは覚えてない

お見送りの時に逢田さんがオススメしてた小説「ゴールデンスランバー」を持って行って感想を伝えたら爆レスくれました。

 

この頃の自分さてはめちゃくちゃ推しに真剣だな???

 

 

4/20(土)

アジアツアー千葉公演

ラブライブ!他界したオタクからチケットが回ってきたので何故か参加出来ました。

オタクに色々悪く言われがちだけど、正直最後のサンフレNo.10のごり押しさえ無ければまあまあ良いライブだったかと思います。アニメ一期大好きな信者だから行って悪くは無かった。

想いよひとつになれはどんなライブでも泣かせられるチート曲。

 

5/3(金)

SPR5フリーライブ

With Your Breathが聴きたくてヘラヘラ見に行った。アイドル現場の雰囲気味わえて楽しかったです(小並感)。

 

 

5/26(日)

TrySailライブツアー横浜公演

前々から興味あったTrySailのライブを見に行きました。ミューレの声優ユニットって色々と独特ですね。SunSetカンフーの家虎の揃いようが凄くて僕は感動しました、BDで消されてしまったけど 泣泣泣。

ライブ楽しすぎてスマッシュドロップの時に高まってたらUOぶん投げました。前の人ごめんね。

めちゃくちゃ楽しいライブだったのに好きだったはいふりを干されて泣いた。いつか回収したいね…。

 

 

6/8,9(土日)

Aqours5thライブ

Aqours final LoveLive。映画大好きオタクだったので単純にAqoursオタクとして楽しみにしていました。

開幕はスリワン!!!って言ってたら二曲目にスリワンきてまさかのニアピン。連番相手がそんな所当てんなよ!って言ってたのが面白かった。

 

言うこと無しのAqoursらしいライブだったかと思います。楽しくてエモくて悲しくて、これがAqoursなんだよな~!!!!!!

 

アンコールで虹作る試みは叩く人間も居たけど単純に感動しました。僕はこういうことするオタク好きだよ。もっとこういうこと考えて欲しい、決して人に何か押し付けるような考え方しちゃ駄目だとは思うけどね。

 

6thの発表も何もなくて悲しい。

 

 ↑心に刻んでおきたいMCだね

 

6/12(水)

逢田梨香子トーク&お渡し会

めっちゃ声可愛いですね!

(お渡し会レポはこちら↓)

2syou1720.hatenablog.com

 

 

7/6(土)

SPR5ライブ

インコンプリートノーツとかWith Your Breathみたいな“強い”曲ばかりでアホみたいに楽しかったライブ。SPR5解散しないで…

 

7/13(土)

スタァライト舞台#2再演

みもりんが可愛い~。

岩田陽葵さんが50cm位の距離まできて手振ってくれたのがめちゃくちゃ可愛かった。

伊藤彩沙さんも真ん前きてめちゃくちゃ可愛かったですね。

大事なことですが僕はDDでは無いです。

 

 

8/8(木)

逢田梨香子Birthdayイベント

いつかソロイベントで逢田梨香子の持ち曲が聴きたい、と長年願ってた事が叶ったイベント。

一人で歌うのは怖すぎる~って話してライブパート無い雰囲気出しておきながら、いきなり歌い始めたので僕は飛び跳ねながら泣いた(キモオタクの舞)。特にORDINARY LOVEで想いが込み上げ過ぎてボロ泣きするオタクになりました。この曲の優しい雰囲気の中に潜む強い感情を高らかに歌い上げる逢田さんの姿が美しくて、優しくて、かっこよくて、涙腺が言うこと聞いてくれません。

歌の音程が所々外れていたり歌詞を歌いきれなかったりで、デビューしたてならそんなものかもしれないけど正直アニサマ控えてるのに不安を感じた。まだまだ先は長いし、もっと上達していって欲しいですね。

 

 

I willは次のライブツアーで是非とも聴きたいな~

 

 ↑ちゃんと試験出なさい(翌日に試験を控えたイベントでした)

 

8/12(月)

伊波杏樹ライブ神戸公演

これ良い思い出がないから振り返らなくていい?

オタク達と車で夜の高速で神戸行くというのは今考えるとアホ丸出し。よく事故らなかったな。

伊波杏樹さんの事は好きだったんだけど、ライブのスタイルが僕の肌に合わなさ過ぎて苦痛を感じるレベルでした。

いつか目標だと言ってた武道館ライブ開いたらその時はまた行くかもなぁ…

 

ヘラヘラしながらライブ行くとトラウマを抱える、これはオタクが把握しておくべきリスク。

 

伊波杏樹さんのオタクごめんなさい 

 

8/15(木)

斉藤朱夏フリーライブ

2年生全員に会いに行くという半分ネタ

…のハズだったのにイベント前にスマホ落として壊してそれどころではなかった。

無銭ライブ行くと二万の損失が出るらしいです。

 

 

 

斉藤朱夏さん誕生日おめでとうございます(泣)

 

8/30(金)

アニメロサマーライブ1日目

感想はこちらに↓

 

2syou1720.hatenablog.com

 

 

三森すずこのセトリを考えた人はアホ(ほめ言葉)

推しがフェスで共演するってのは去年も一緒だけど、まさか単独名義で共演するなんて思ってもなかった。

声優のイベント行きがちだけど、アニソンフェスはやっぱり別格の楽しさですね。

 

 ↑イキリを忘れていかないスタイル

 

9/24(火)

俺好き先行上映会

逢田梨香子さんの出る「戦×恋」と斉藤朱夏さんの出る「俺好き」の先行上映会を両方申し込んだら、俺好きの方だけ当たりました。(どぼじで)

アニメは今更感だけどめちゃくちゃ面白くて、しょうもないアニメだと思ってたのを全力で反省した。このアニメまだ見てない人いたら面白いから絶対見て!

地味に斉藤朱夏さんの「パパパ」の音源初披露だった回。良い曲だよね、パパパ。俺が好きなのはパパパだけかよ。

 ↑結構好きどころかドはまりしてるよ

 

 

 

11/3(土)

3rdスタァライブ

声優モチベだだ下がりで、しかもレポートに忙殺されていたので全くモチベが無かった。

なのにライブ後には木谷に土下座してた(?)

 

 

※第一部には三森すずこは出演しません

とは一体なんだったのか、

三森すずこの歌うFancy Youが聴けたのが嬉しすぎて我を忘れてブシロード最高!!!!ってなってた。でも三森すずこのいない約束タワーと劇場のゴーストはトラウマ

 

 

この日から僕の首には「木谷の犬」と書かれた首輪がはまってる。

 

11/7(木)

斉藤朱夏ライブ くつひもの結び方

気づいたら朱夏のオタクになっていた(ホラー)

朱夏さんの曲が好き~!って言ってたら朱夏さんのオタクに連番に入れてもらえて最高に感謝してます。

朱夏さんの曲は詞のおかげで世界観が掴み取りやすくて聴いてて楽しい。正直言うと逢田さんにはこういう曲を期待してた、現実は無情だね。

 

ヒーローになりたかった”が切な過ぎて不覚にも泣きました。曲の入り方も歌い方も悲壮感に溢れてて、こんなん泣かない方が難しい。

この人の表現力は抜きん出てるから、近いうちに武道館くらいなら埋めてしまいそうだなと感じました。2020年は一体どうなることやら。

 

斉藤朱夏さんのライブが良すぎた結果 

 

11/12(火)

内田彩フリーイベント

経験値のあるアーティストは一曲にかける重みが違うな、と感じさせられました。

うっちーの歌に対するスタンス大好きです。ライブ行きてぇ。

 

12/15(日)

ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー

今年のイベ納めは三森すずこが出演するミュージカルの観劇。最早オタク全く関係ない。

 

これについては記憶は鮮明なのに言語化するのが難しい。僕の国語力の限界。言葉にできないけど、終演後自分の人生について考えさせられました。ブロードウェイから指導に来てる本場のミュージカルは本当に凄い(語彙力の欠如)

 何とかしてブログに書こうと画策していたら年が明けそうで焦っています。

 

 

総括

サンシャイン!!の劇場版に始まり、最前列で見た君ここ、逢田梨香子ソロデビュー&イベントでの歌唱披露、人生初のお渡し会に推しの共演と色んな願いが叶った一年間でした。

 

オタクとして充実した一年だったと思いますが、その中でAqoursへの熱狂的な情熱は失ってしまったり、色んなアーティストの世界観にハマったり、三森すずこさんの結婚報告で色々悩んだりで二度と後戻り出来ない所まで来てしまった感じが否めないですね…これでも一年前は熱狂的なAqoursのファンだったんだけどな。

 

それでも三森すずこさんと逢田梨香子さんを変わらず好きなままで居られたのは感慨深いですね。今年一年の出来事を通して、色んな情報がぼーっとしてても流れ込んでくる今の時代で好きな事を好きなままで居続けるのがどんだけ大変なことか実感しました。

どうして「好き」なのか探し続けて居ないと、ふとした瞬間に情熱や興味関心を置き忘れてしまう。波に押し流されない確固たる「好き」の理由を持ってないと、いつの間にか趣味を無くしてお酒やタバコ、遂にはドラッグのような快楽に身を任せる人間になってしまうんじゃないかと思います。

 

 

来年は実生活の方が今までより忙しくなると思うけれども、逢田梨香子さんと三森すずこさんの2人を好きな気持ちを失わないでいたいですね。

 

 

 

 

書きたいことを詰め込んでたらもう年が変わりそうになってしまいました。

 

皆さんは2019年はどんな年だったでしょうか?

2020年も幸多き年になりますように。

 

(おわり)

"チャンスを掴む"だけじゃない

皆さんは三森すずこさんの曲を聴いたことがありますか?

 

 

 

 

 

 

 

え、ないですか?それとも聞いたことはあるけどそんなに知らない?それは貴方にとってグッドニュースです。なぜなら貴方にはこれから三森すずこさんの曲を知っていく楽しみがあるのですから。(アフィリエイト記事みたいな自然な導入)

 

 

今回はそんな三森すずこさんの最新シングル『チャンス! / ゆうがた』に収録されている、同タイトルの二曲の感想を書いていきます。

 

三森すずこさんの楽曲としては今年2月リリースの『holiday mode』以来となる新曲になりますが、もうね、超大好きです。みもりんの魅力がこれでもか!ってくらい詰まった2曲になってます。ほんと、いっつもいい曲出してくれるし、これだからミモリアンは辞められないよ~

 

いざ本編

 

 

チャンス!

作詞がhotaruさん、作曲・編曲をかのオーイシマサヨシが担当している今回の表題曲で、2019年秋クールのダイヤのAのOPになります。

 

四の五の言うよりも、とにかくこのPVを見てください↓↓↓

 

 


三森すずこ「チャンス!」MV short ver.(9thシングル)

 

 

めっっっちゃみもりんかわいい!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みもりんかわいい!!!!

(大事なことなので2回目)

 

 

 

 

はい、みもりんが可愛いです。

(大事なことなので3回目)

 

とにかくみもりんが可愛い(大事な事なので4回目)のですが、とにかく可愛い以上にチャンスを掴め!というメッセージが強烈に伝わってくるのがこの曲の良いところですね。大好き。

 

しかもこの曲、所々にみもりんらしさが詰まってるんですよ。例えばPVのこの部分


f:id:nisyou1720:20191204081741j:image

(先の動画より抜粋)

 

みもりん可愛いなぁ~

いや大事なのはそこじゃないんですよ。かわいいのも大事だけど。誰かの背中を押すっていう、ある意味誰でも歌ってそうな応援ソングですが、そこに「やる気の出ない自分」を登場させてくるのがまさにみもりんだなぁ~と思います。大好き。

 

 

PVだけじゃなくて歌詞にも今の三森すずこらしさが詰まってます。

特に僕が一番印象的だったのは二番の始めの部分

自分が!なんて思ってない? 

焦りは禁物後ろご覧よ

 

いつも仲間居るじゃない。 

フォア・ザ・チームでさあ

この歌詞を聴いたときに、ああ、みもりんだなぁと思わずには居られませんでした。というのも、2018年の三森すずこ五周年ライブのMCで彼女はこんな事を言っているからです。

自分が輝けばいい!って思ってた時期も私にはあったけど、こうして大人になって人のことが考えるようになりました。みんなが「三森すずこのファンなんだ」と自慢できるような人になりたいと思いました。

(一部意訳)

この1つの歌詞に潜んだ三森すずこという1人の声優の生き方を考えると、数秒で過ぎ去っていくワンフレーズにとてつもない重みを感じられます。こういうところが声優アーティストを追ってて楽しいと思える瞬間ですね。

 

 

あとは、単純にライブで盛り上がりそうな曲調が好きだし、公式のコールが完備してるのが最高。うぉーおっおっおっおっおっ!って叫ぶ以外にも、Aメロ終わりの笛が入るところでかっとばせー、す・ず・こ!勝利をめざせ!って叫んで良いらしいですね(本人考案)。一体ライブで披露されたらどんだけ楽しい曲になってしまうんでしょうか…

 

 

さらに何といっても三森すずこの十八番(だと僕が勝手に思ってる)の落ちサビの歌唱が聴いてて最高に気持ちいい。ついでにPVでは落ちサビでダンスが止まって静かに歌い上げるのが個人的な好きポイント。曲の構成を考えたオーイシマサヨシとPVの監督さんには一生頭が上がらないですね。

 

 総じてこの曲について言うなれば、久しぶりにみもりんの超楽しい曲が来た!って感じです。最近ライブで楽める系の曲が来なかったから、久しぶりに楽しい曲が来て僕は最高に嬉しいです。

 

ゆうがた

作詞・作曲は水曜日のゆうがたパラダイスを担当されている津野米咲さんが担当しています。三森すずこさんとはゆうがたパラダイス繋がりということで、この曲はNHK-FMで放送中の三森すずことアニソンパラダイス』のテーマソングとして作られた曲です。

 

 


三森すずこ 「ゆうがた」試聴ver.(9thシングル「チャンス!/ゆうがた」収録楽曲)

 

チャンス!のPV公開からなんとなく予想はしてましたが、裏面には俗に言うバラード曲を持ってきました。チャンス!の影に隠れがちですが、正直チャンス!とどっこいどっこいかそれ以上に僕はこの曲が好きです。

 

一言でこの曲を表すなら「夕方の愁い」だと僕は思います。お仕事や学校の帰り道、夕方の気が沈む時間には、幾ら頑張った1日でもどこか憂鬱になる経験は誰にもあると思います。そんな人に対して

それが本当の君なんだね

と言ってしまうのが三森すずこさん。やばいね。

 

『アレコレ』だったり『星屑のカーテン』だったりの曲で愁いの感情を歌い上げるのが三森すずこさんはお得意。この2曲はどちらも寝る前の愁いの感情を歌った曲で、アレコレは「まあ、明日から頑張ればいいよね」って感じのポジティブな思考回路で収まる曲なのに対して、星屑のカーテンは「こんな自分でもまあいいじゃん」とある意味開き直った曲です。どっちも僕の大好きな曲。


三森すずこ「アレコレ」MV short ver.(4thアルバム「tone.」収録曲)】


三森すずこ「星屑のカーテン」MV short ver.(ミニアルバム「holiday mode」収録曲)

 

こうした曲と比べると、『ゆうがた』は確かにこれらに似た寂しさ・憂鬱な感情が感じられるけど、どこか違うような気もする。そもそもこの曲は第三者視点から歌っている曲なので、三森すずこ視点から歌ってるこの二曲とは近いようであんまり近くないのかもしれない。

 

歩道橋を駆け下りる空腹のランドセル

あれはいつかの君なんだね

これほど気持ちの込み上げてくるフレーズを考える津野米咲さんと歌いこなす三森すずこさんは常人じゃないですね。

 

色々語りたくもあるけど、『ゆうがた』は僕もまだ感情がまとまらないってのもあるし、何よりまずは原曲を聴いてみて色々と感じて欲しいです。

 

 

まとめ

『チャンス!』も『ゆうがた』もどっちも大大大好きな曲だったんですが、何より思ったのは

チャンス!の裏面にゆうがたを持ってくるのが芸術的すぎる!

『チャンス!』は頑張る人の背中を押す応援ソング。でも常に100%の力で走り続けられる人間は居ないわけで、誰だって一日頑張った後のふとした時に憂鬱になるけれども、そんな自分を悲観する必要なんてないんだよ、と言うかのように添えられる『ゆうがた』。この2曲を組ませられるのは三森すずこ以外にあり得ないんじゃないかと思えてきます。

頑張る人の背中を押す曲なんて今どき星の数ほどにあるけれど、ただ頑張れ!じゃ張りつめてしまう緊張感を和らげてくれる曲って中々無いですし、それを忘れないのが三森すずこさんの曲たちの良いところだと思います。ファンを3年続けてても未だにこの人の魅力は分からないことだらけですが

 

 

ああ~みもりんが大好きだ~!

 

 

 

 

↓これはこんなブログより何倍も参考になるlivedoorさんによるインタビュー記事

news.livedoor.com

 

 

1番Aqoursらしくて1番サンシャインらしくない曲

皆さんこんにちは。いつもTwitterでしょうもないことを呟くことが日課のにしょうです。

 

簡単に自己紹介すると、1stライブで声優ユニットAqoursに(特に逢田梨香子さんに)どハマリし、2nd埼玉からのほぼ全てのAqoursのライブに通っていたものの、5thでその情熱が燃え尽きて今やほぼソロ声優の追っかけになってるオタクです。

 

そんな半ばラブライブ!を他界している僕が今でも大好きな曲が、今回テーマにした『想いよひとつになれ』という曲になります。

 

この曲はご存知の通りアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期11話で登場し、Aqours1stLoveLiveで披露されて以降神聖視されてきた(少なくとも僕はしていた)ものの、4thライブでの再披露以来物議を醸している変わり者な曲です。この曲について、数多あるオタク達のブログと同様にひたすら万歳三唱をあげることにしても良いのですが、少しラブライブから離れて熱が冷めた僕が思うことを書いていきたいと思います。

 

まあ結論はタイトルの通り、4thライブ以降度々披露されるこの曲は現実の『Aqours』という声優ユニットを体現する曲であるけれども、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の物語とは相容れないものであるということです。

 

いざ本編

 

アニメでの形

まずはアニメにおける想いよひとつになれの位置づけを説明していきますが、その中でどうしてもアニメ『ラブライブ!』(通称無印)とアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の比較が必要なのでそこから入っていきます。

 

無印とサンシャインの違いとは

ラブライブ好きを自称する人なら誰もが一度は考えたことがあるだろうけれども、中々口に出して議論したがらない、そんなテーマに切り込んでみます。

 

ラブライブ!』も『ラブライブ!サンシャイン』もスクールアイドルをやる女子高生がラブライブ!という大会を目指す、そういった大枠の設定は基本一緒です。しかも話の展開の仕方や、基本的に一話ごとに話が完結していくという枠組みまで一緒です。じゃあ何か違うかというと両者ではキャラクターの動機づけの設定が異なるのです。

 

社会学には「コンサマトリー(consummatory)」と「インストゥルメンタル(instrumental)」という2つの概念があります。前者は完結する行為、そして後者は目的に対する手段に当たる行為のことを指します。例えば美味しいものを食べるという行為はコンサマトリーですが、(ダイエット等のために)ヘルシーなものを食べるというのはインストゥルメンタルであると言えます。多少の違いはありますが「手段」と「目的」という日本語に対応すると思って問題ないと思います。

 

難しい単語を持ち出してまで僕が何が言いたいかというと、『ラブライブ!』はコンサマトリーな物語であるのに対して『ラブライブ!サンシャイン!!』はインストゥルメンタルな物語であるのです。つまり、μ'sの9人はスクールアイドル活動自体が「目的」であったのに対して、Aqoursの9人にとってスクールアイドル活動は何らかの「手段」として描かれてきました。

 

μ'sのスクールアイドル活動がコンサマトリーなものであることは、1期13話の講堂での海未に対する穂乃果の台詞を鑑みれば一目瞭然です。穂乃果は学校を救うという目的よりもスクールアイドル活動自体に価値を見出していました。μ'sの象徴的な「いまが最高!」という言葉もまさにコンサマトリー性を表す単語といえるでしょう。

 

Aqoursインストゥルメンタル性については、少し説明が難しいです。おそらく多くの人はここで引っかかりを感じると思うので、今回のメインテーマである想いよひとつになれに絡めて次節でじっくり論証していきます。

 

アニメでの想いよひとつになれの役割

Aqoursの9人にとってスクールアイドルはインストゥルメンタルである、と言ってしまえる根拠は実は沢山出てくるのですが、その中でも千歌と梨子の二人のエピソードをたどるのが大変分かりやすいかと思います。

 

千歌は何かに熱中したいという想いを、梨子はもう一度ピアノに向き合いたい想いを抱いて(曜は千歌と何かをしたいという想いを抱えて)スクール活動を始めます。彼女らはこうした思いを駆動力にスクールアイドル活動を続け、ついに9人の仲間を得ることに成功しますが、続く1期10話にてこれらの想いとスクールアイドル活動を天秤をかけることを強いられるのです。この話は今でもクチャクチャしながらコーナーで差をつけて語れる位には僕は好きなのですが、それは一旦おいといて、この話の最後に千歌は興味深くも以下のようなセリフを言います。

梨子ちゃん、ピアノコンクールにでて欲しい。

(中略)

あの時(スクールアイドルに誘った時)私、思ってた。スクールアイドルを続けて、梨子ちゃんの中の何かが変わって、またピアノに前向きに取り組めたら素晴らしいなって。素敵だなって。

好き!!!!!!尊い!!!!!!

 

 

………はっ、ついオタクになってしまいました。今でもオタクですが。

 

こんな台詞は「いまが最高!」なμ'sからは絶対出てきません。なぜなら、これはスクールアイドル活動よりも1人1人の想い(1人1人のユメ)を優先するものであるからです。しかもμ'sのコンセプトは「みんなで叶える物語」ですから、そこで重視されるのは「個人」ではなく「みんな」なのです。

μ'sには言えず千歌には言えたこの台詞を受けて、千歌と梨子が作り上げた曲が「想いよひとつになれ」になります。つまり、この曲はスクールアイドル活動のインストゥルメンタル性を前提にして、それでも九人九色な9人の想いがスクールアイドル活動という道の上で「ひとつ」になる、そんな内容を歌った曲であるわけです。

 

想いよひとつになれ』はアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のインストゥルメンタルな一面を視聴者に意識させ、初代『ラブライブ!』とは違うんだという事を決定付ける役割があったといえるでしょう。

 

現実のライブでの形

アニメにおける話は前章で分かってもらえたと思うので、ここからはライブでの話になります。

ラブライブ!というプロジェクトは様々な形でメディアミックス展開しており、他のメディアミックス作品と同様に世界観や設定がメディアによって異なります。「G's梨子」のような概念が生まれるのはそのためですね。

ただし、ラブライブ!におけるライブ演出に限ってはアニメとの徹底的なシンクロが大前提でした。ライブにおいてはメディアミックス展開で一番重要な「共通するキャラクター」の存在が薄く、その役割の多くを現実の声優さんが担当しているためです。シンクロ性を失った瞬間にステージに居るのはアニメで見た「キャラクター」ではなく現実の「声優さん」になってしまいます。

 

そういう意味でAqours 1st LoveLive! における『想いよひとつになれ』のピアノ演出は、その徹底ぶりに驚きこそしましたが、確かに従来のラブライブ!のライブ(ややこしいな)と全く同じものでした。劇中で梨子はスクールアイドルよりもピアノコンクールを優先したのだから、逢田梨香子さんは「踊らない」ことで見事に桜内梨子を演じきったと言えます。

また2日目のピアノ演出の失敗の際にも、何としてもアニメの桜内梨子を演じきるという逢田梨香子さんの心意気に多くのラブライバーが心を打たれた事でしょう。僕もそんな人間の1人でした。今でも僕はあのシーンを涙なしに見ることはできません。

このように4thライブまでは、声優さんがアニメの物語を3Dにコピーして演じることで、ア二メのファンがライブにおいても必ず楽しめる様になっていました。その手法はμ'sと同じでも、そこで演じられるのは間違いなくアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のインストゥルメンタルな物語であり、『ラブライブ!』の世界観とは異なるものでした。

 

 

ところが、ここまで徹底的にシンクロを行った『想いよひとつになれ』という楽曲は、皮肉にもそのシンクロを崩壊させる役目を果たすことになります。

 

東京ドームで行われた4th LoveLive!において、『想いよひとつになれ』が1st以来1年9か月ぶりに披露されることになるのですが、そこでは1stライブでのものとは全く違う演出がなされました。壇上にピアノと共に登場した逢田梨香子さんは一礼をしピアノに向かい、『想いよひとつになれ』のイントロと共にピアノ演奏を始めます。しかし、イントロの途中でピアノ演奏が止まり、逢田梨香子さんは壇上のピアノから離れ、階段下にいる8人のメンバーと共に踊り始めるのです。

 

多くの人の目に深く焼き付けられたであろうこの名シーンなのですが、注目すべきはこの瞬間に今までの大前提が完全に崩壊していることです。先ほど述べたように、ラブライブ!のライブはシンクロ性によって「アニメのキャラクター」を「現実の声優」に投影しています。つまり、逢田梨香子さんがピアノから離れた瞬間、そこにいるのは「アニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』の桜内梨子」から「声優ユニットAqours逢田梨香子」になったのです。

 

加えて注目すべきは、この演出はアニメにおける『想いよひとつになれ』の形を完全に否定するものだということです。なぜなら、アニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』の桜内梨子は1期10話にてスクールアイドルとピアノを天秤にかけた結果として、Aqoursのリーダーである高海千歌の後押しもあってピアノを選んだからです。それはμ'sとは異なるAqoursAqoursたる所以であるインストゥルメンタル性を象徴する物語でした。しかし、ライブにおいて「アニメにおける桜内梨子」を投影された逢田梨香子が「ピアノから離れる」という行為はアニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』の物語から大きく逸脱した行為であるといえます。

 

何が言いたいかというと、4thライブで披露された『想いよひとつになれ』は、アニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』の物語を完全再現しないどころか、その世界観を真っ向から否定し捻じ曲げかねないものであった、ということです。これでは今までのライブとは違い、アニメが好きであればあるほど楽しめない、アニメファンがいたたまれない、そんなライブになってしまうのです。

 

声優ユニットAqoursの意義

今までの僕の主張に対してこう反駁する人がいるかもしれません。「声優のAqoursはアニメのAqoursの延長であって、現実の彼女たちはアニメのAqoursと同一じゃない」と。本当にそうなのでしょうか?確かに、二次元のキャラクターと三次元の人間が同一であるはずはありません。キャラクターよりも先に声優さんはこの世に生を受けているはずで、キャラクターについても声優のオーディションよりも先に考案されたものであることは疑いようがありません。しかし、「ラブライブ!サンシャイン‼」というコンテンツにおいては、少なくとも他のコンテンツと比べると、両者の差異は限りなく小さいのです。僕はそれこそが「プロジェクト ラブライブ!サンシャイン!!」というラブライブ!サンシャイン‼の製作委員会(俗にいう運営)の意図するところだと考えています。

今までは全てアニメという世界観軸に則って議論を進めてきましたが、ここで次元を1つ上げて現実のAqoursについて考えてみましょう。

 

声優ユニットAqoursの異質性

声優ユニットAqours』の9人は女優、歌手、ダンサーなど多くの出自があれど、アニメコンテンツにおける扱いは「声優」です。そんな声優ユニットとして彼女たちを見たときに、この9人は一般的な声優とはやはり多くの点で異質であると言えるのです。

 

まず、彼女たちはラブライブ!という超巨大な資金力とコンテンツ展開力をもつ(このことの検証はいらないでしょう)プロジェクトの最前線を担う声優でありながら実際の声優経験はほとんど皆無です。一般的な人気アニメなら少なくともメインキャラクターを未熟な声優に任せるという発想はないでしょうし、経済的な観点からしても育成経費を考えるとベテランの声優を雇った方が安く済むはずです。

また、何年にもわたって声優活動をしているにもかかわらず、『ラブライブ!サンシャイン‼』以外で主役どころか声優出演自体がほとんどありません。μ'sの声優は三森すずこさんや南條愛乃さんなどの声優が『ラブライブ』以外の作品でも活躍していたのに対して、です。Aqoursで一番声優活動していると思われる鈴木愛奈さんでさえ出演作品数で言えば活動時のμ'sに混じれば下のグループ、といえばその特徴がわかりやすいでしょうか。

 

それではどうして彼女たちはこうした特徴をもつのでしょうか。きっと人それぞれ色んな考えがあるかと思いますが、少なくとも僕は二次元のキャラクターを3次元の声優という人間と同一視させるためなのではないかと考えます。

 

この考えに基づくと、先ほどの疑問は説明されます。一般的な声優は既に存在するアニメキャラクターに対して声を吹き込み、アニメの中でのリアリティを際立たせるのが役割ですから、声優に求められるのは「いかに声だけでキャラクターを演じるか」です。テクニックを駆使し声の当て方を変えることでどんな役でもこなすことができますが、作品を離れたらその声優は等身大の人間でしかなく、そこにキャラクターは存在しません。

 

これに対し、Aqours声優はアニメ化前から生放送やイベント活動などを行い、声優=キャラクターという感覚を定着させてきました。出演の度に彼女たちは必ずAqoursと同じ制服を身に着け、キャラクターと自身の両方の自己紹介を行う時間が与えられました。ほとんど無名の声優を起用したのは声優にキャラクターを結び付ける際に邪魔となるイメージが少なくなるからでしょう。アニメで声を充てる際にもプロの様な技は必要なく、等身大の自分の演技を吹き込めばそこには自分に結びつけられたキャラクターの声が確かに入るのです(それでも素人には到底できないことなのは想像に難くないですが)。

アニメ放映後もコンテンツ展開が重要な間は他作品への出演を控えさせ、声優=キャラクターの関係を保ち続けてきました。「声優を見ればキャラクターが思い浮かぶ」それが声優ユニットAqours』なのです。

 

4thライブでの想いよひとつになれの意義

そんな声優Aqoursにとって、4thライブは挑戦的なものだったはずです。アニメとのシンクロに反してまで新たな演出を行うということは、アニメのファンにそっぽを向かれてしまう可能性が大いにあるからです。

 

そんな経緯で披露された『想いよひとつになれ』ですが、ここで注目するべきは、4thライブにおける同曲の演出はアニメの制作や楽曲の制作に関係ない、声優ユニットAqoursが生み出したひとつの物語であるということです。

 

もともとこの曲はアニメのために作られ、そこで一度完結した曲でした。それは梨子がスクールアイドルよりもピアノを選んだ物語であり、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』を色付けた物語です。それをひっくり返し、新たな形を与えたのは声優ユニットAqoursの功績です。そしてそれがファンの間に受け入れられているのは声優=キャラクターの関係を強固に保ってきたからこそだといえるでしょう。

 

つまり、4thライブで披露された『想いよひとつになれ』という曲は、メディアミックス展開の1つの手法としての、声優ユニットAqoursが紡いだ独自のストーリーなのです。この手法がキャラクターの存在しないはずのライブでメディアミックスの手法足りうるのは、多くの手段で観客にキャラクターを声優に強く投影させることができたからです。そしてそのキャラクターと声優間の結びつきは、メディアミックスの主軸であるアニメの世界観を崩しても失われない程に強かったのです。

 

 

 まとめ

 『想いよひとつになれ』は確かにAqoursのオリジナリティがあり、サンシャイン‼の中でも最も多くの人を感動させた物語の一つでしょう。しかし、そのオリジナリティはアニメAqoursという視点から見た1stライブまでの形と、声優ユニットAqoursという視点から見た4thライブ以降の今現在の形とで異なるどころか、むしろ180°逆の性質を持ったものなのです。

 

 

 

ここまで読んでくれた方へ

まずは拙い文章を読んで下さってありがとうございます。

もはやブログとも思えないような堅苦しい言葉に長い文章になってしまったのは、ひとえに僕が今でもこの『想いよひとつになれ』という曲が心の底から好きであるからなんですね。もしここまでの文を読んで、僕がこの曲を嫌いなように感じたならそれは不正解です。残念でした。僕は一年前の4thライブで周りにドン引かれる程に大号泣しましたし、今でもあの演出は僕が一番好きな物語です。アニメロサマーライブにて想いよひとつになれが披露されたことも記憶に新しいですが、僕はAqoursの「STORY」としてこの曲以上にふさわしい選曲はなかったと思います。

 

今やネットではオタク達が立ち上げたブログだったり、Twwiterだったりで色んな人が意見を出しています。それは俗に言うお気持ちブログだったり、好きを叫ぶものであったり(←僕のTwitterは大体これ)、何かを非難するものであったりと多種多様です。それが悪いとは思いませんが、やはりそれで傷付く人がいたりすると何のための娯楽なのかと思わずにいられません。だから僕は一番好きな物語について、出来るだけ規範的な議論なしに考えをまとめる事にしました。

 

この記事を通して僕は、『想いよひとつになれ』という二次元から三次元にまでわたる一つの物語のことをこう思ってる、ということを言語化したにすぎません。それは誰かの考えを否定するものであったり、何かに対して良い悪いを議論するものであったりではなく、あくまでも僕のレンズを通した1つの物語のとらえ方として受け取ってもらいたいです。

 

僕はラブライブ!への熱が収まってきてからというもの、同じくメディアミックス展開をするレヴュースタァライトだったりの色んなコンテンツに触れてきたのですが、こうして他のコンテンツを知った今でも「大きな枠組みの中で紡ぎだされる1つの物語」というのは中々珍しいものではないかと思っています。プロジェクトが発足し、アニメが作られ、ライブ等でコンテンツを展開していくという手法は昨今のトレンドではありますが、一つ一つの物語の糸が強く結びついて大きなコンテクストを生むというその技法はラブライブ!にしか持ち得ないものなんじゃないかな、とドハマりした昔の自分を顧みてそう思うのです。

 

最後に一言。

 

 

ラブライブ!フェスが楽しみだぁ~!

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逢田梨香子の新曲が衝撃的だった件

こんにちは。ここ最近逢田梨香子さんへの感情を失い、周りの人間に「お前は何のオタクなの?」と言われるようになったにしょうです。

 

この度私は逢田梨香子さんの1st Single 「for…」を一足早く手に入れ、この記事を書き始めた30分前くらいに初めて新曲の「コントラスト」という曲を聴いたのですが、この曲があまりに衝撃的な曲だったので勢いでブログを書き始めました。

本当なら明日提出のレポートをやるつもりだったんですが…もうなるようになれ。

 

今から書くことは完全に新曲のネタバレなので、見たくない人は聞いてから読んでください。そして「コントラスト」をまだ聞いてない人はこの記事を読んでから一度聞いてみてくれたら飛んで喜びます。

(↓↓↓本編)

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは「コントラスト」という曲がどんな曲なのか、というとバラードに分類されるようなスローナンバーです。オタク的に見れば「高まり曲」ではないのは確かなので、bpmが高くない曲は曲じゃない!とかいうような人には向いてないです。そういう人は声優現場よりも地下ドル現場とかの方が向いてる。多分。

 

 バラード曲なんていくらでもこの業界には有るわけで、僕も色んな声優さんのバラード曲は聞いてますが、この曲はとにかくその世界観が異質。例えば1番サビの歌詞はこんな感じ。

暗闇を嘲笑う雪の白さが 

この心の中に染み込んでくる

傷ついた羽にさえ降り積もるのなら 

やがて空は届かない場所になるでしょう

  僕はこの歌詞を聴いて完全に思考がストップしました。だってこれ、曲のサビですよ?普通なら曲が一番盛り上がるところですよ?なのに、この曲は超悲観的な歌詞でサビが終わります。意味が分からん。どうして。

 こういう世界観の曲って他のジャンルでは全然ありうると思うけれども、仮にも「声優アーティスト」の曲でアニソンにカテゴライズされる曲では、「コントラスト」みたいに最後まで悲観的な曲ってなかなか無い、というか僕は聞いたことがなかったですね。だからこそ最初にこれを聴いたときは本当に驚いた。アニメコンテンツの曲って「前向きに頑張れ!」って曲が蔓延してるように感じるし、逢田梨香子さんの既存曲もほとんどそんな感じで正直新鮮さに欠けてた。後でも触れるけど悲観的に見える曲ってどこか最後は前向きに落ち着くところがあると思う。

 

 そんな変な曲だけれども、最初にこの曲を聴いたときに似てるかもなと思ったのが斉藤朱夏の「ヒーローになりたかった」です。

変わるためのベルトも 魔法のステッキも

いつの間にか効き目は悪くなってく

もしもすべて脱ぎ捨て向き合えたら

君は僕を見て笑うかなあ

僕の涙も拭ってくれるかな あ

 この曲も確かに悲観的な曲だけど、この曲の歌うところは「完璧なヒーローにはもうなれないけども『君』に認めてもらいたい」といったような最終的には前向きなニュアンスを含む曲だと思います。そもそも斉藤朱夏さんは

「君を照らしたい」

なんてことはない願い事が

今の僕のすべてさ

   (「リフレクライト」より

 という超前向きな明るさを持ち味にしているアーティストなので、今回の「コントラスト」の世界観とは全然違う。

 

 じゃあ、ということで僕が次に思い浮かんだのがReoNaさん。彼女の曲は世界観がものすごく独特で、「背中を押すアーティスト」ではなく「気持ちに寄り添う代弁者」という立ち位置で歌っている珍しい人。そんな彼女の代表的な歌としては「forget-me-not」という曲がありますが、

体は灰へ変わって

記憶は塵へと化して

歴史の一文字も満たさず終わるだけ

それでも彼方を目指す

それでも証を目指す

生きた理由を知りたくて 意味を残したくて

 といった具合に、暗い抑圧された感情がまず大前提として存在している曲が多いのが彼女の特徴です。基本的に最初から悲観的、それがReoNaさん。余談だけど、ReoNaさんの曲は精神がつらい時に聞くと本当に天の癒しに感じる。GGOで香蓮がReoNa(神崎エルザ)のファンだった理由がよく分かる。

 

 

 じゃあ逢田梨香子の「コントラスト」はどういう曲なのか、と言ったら前向きな感情が失われて悲観的になるその移り変わり、没落の過程を歌った曲なんじゃないでしょうか。曲が始まるまでは前向きに頑張っていたけれども、実際そんな上手く行くことは無いわけでどこかで挫折して悲観的になってしまう。こうした気持ちの移り変わりと、それに伴うやるせなさや無力感が例えば「沈む夕日」であったり「雪が心を冷やしていく」であったりといった表現に表れているかと思います。

 

 この「コントラスト」では一貫して悲観的かと言えばそんなことはなくて、周りから悲観の波が訪れるけれどもまだ心のどこかに前向きな感情が残っていて、その様子がタイトルの「コントラスト」って感じがしますね。最初から心の奥まで真っ暗だったら「コントラスト」は生まれません。逢田さんはそんな悲観的な感情と、内に秘める前向きな感情を複雑に絡めながら歌にのせて歌っています。

 

 それにしてもこの複雑な感情の表現が、「暗闇を嘲笑う雪の白さ」だったり「毒だと感じながらも口にしたリンゴの味」だったりとなんとも秀逸なんですが、それに加えて逢田梨香子さんの歌がやたらと心に響くのはきっと歌詞の力だけでなくアーティストとしての力量なんじゃないかと思いますね。逢田梨香子さんの「ORDINARY LOVE」でも、そこで歌われるのは『川柳少女』の七々子の抱く純愛と琴姉の抱く切ない片想い感情が混ざりあった二面性でした。どうしてかこの人は1つの曲に複雑な感情を乗せるのが上手いんだろうね?

 

 

 まあそんな感じで僕が「コントラスト」を聴いて感じたのは、逢田さんは「自分は無色透明なんだ」と言っていたけれども、ちゃんと逢田梨香子としての色があるじゃんってことです。今までは「ORDINARY LOVE」くらいしかそういう曲がなかったけれども、こんな調子で逢田梨香子の色がついた曲が増えていったら嬉しいですね。欲を言えばライブで盛り上がる曲が欲しいけど…。

 

 そんなこんなで逢田梨香子1st Single収録の「コントラスト」は僕にとって衝撃的な曲だったので、ここまで読んで少しでも気になったなという人は一回聞いてみて下さい。そしてあわよくば逢田梨香子の沼に一緒に浸かりましょう。

(↓↓↓ブログらしく紹介した曲のリンクを載せてみる)

 

 

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いや、まじすずこやりやがった ~アニサマ2019 1日目の感想とか~

これはアニサマ2019一日目に参加した僕にしょうが、記憶とやる気の残ってるうちに感想をしたためた備忘録みたいなものです。

 

~以下本編~

 

本日アニサマ2019“STORY”一日目に参加してきました!

 

いや、本当に凄いフェスでした。楽しくて、心が沸き立って、見てて微塵も飽きないような凄まじい内容でした。僕は久しぶりにライブで喉を嗄らしました。去年のみもりんのライブ以来のことじゃないかな。今日もほとんどみもりんで嗄らしたと思うんだけどね←

 

さて、前置きはそんな感じで。僕はもともと逢田梨香子三森すずこの重度のオタクなので、みもりんのいる一日目に逢田梨香子の追加出演が決定したときに参加を決めました。去年のアニサマ2018でも三森すずこAqoursが同じ日にあったので、推しが同じ日にいる!って去年も一日目には行ったのですが、今年は逢田さんは僕の悲願だったソロでの出演とのことで行かない理由がありませんでした。

 

 そんなわけで僕のメインの目的は「三森すずこ逢田梨香子を見に行くこと」だった訳ですが、去年殆ど予習せずに行ったら知らないアーティストで虚無った反省を活かして徹底的に出演アーティストの曲を予習しました。今になって思えば大正解でしたね。えらいぞ昔の自分。

 

アニサマ始まる前の自分はこんな感じでした

もはや目的を見失う自分↑

予習してるうちに好きな曲が増えた。こういうのもフェスの醍醐味って感じする↑

 

さて、さっそく今日の感想に移りますか。

 

アニサマ一日目の感想

1.けものフレンズ(with i☆RiSphiere)

 なによりも一曲目の「ようこそジャパリパークへ」。ツイートもしてたけどめちゃくちゃこれが聞きたかった。だけどまさかこれで今年のアニサマが始まるとは思わないよね。イントロ来た瞬間にIQ30になった。うーがおーっ!東へほえろ!イエッタイガー!

 落ちサビでオーイシマサヨシが出てくるのは恒例行事なんだろうか…

 二曲目の「乗ってけ!ジャパリビート」も先の曲には適わないけどなかなか楽しい曲。トキ役の人って結局誰だったのか分からないまま終わった()

 三曲目は予習してなかったから休憩してました。まさかようこそと乗ってけ以外が来るとは。

 ところでスタァライトに出てる小泉萌香さん、タスマニアデビル役で今日出てたみたいだけど全く分かりませんでした()

 

2.伊藤美来

 一曲目は予習してませんでした。ごめんなさい。かわいい声をひたすら聴いてた。

 二曲目の「閃きハートビート」は来ることがほぼ分かってたのでばっちり予習してました。みっく可愛いね。曲も普通に楽しくて良かった。

 

3.石原夏織

 今日一番楽しみにしてたアーティストの一人。「Ray Rule」と「Singularity Point」がめっちゃ好きで、でもこの二つはアニタイじゃないから来ないだろうな~って思ってたら来たよ。「Ray Rule」が。実際にライブで聞いたら楽しすぎてほんっと最高の曲でした。もう一度といわず何度でも聞きたい。

 MC挟んだ後の二曲目は魔王様リトライのOP「TEMPEST」。今日一番楽しみにしてた曲の一つでもあったから来るとわかっててもめちゃくちゃテンション上がった。テンション上がり過ぎてサビの度にUOバッキバッキ折ってました。

 石原夏織は二曲ともありえん強い曲だったし今日のアーティストの中でも一二を争う勢いで好き。何よりも顔と声が可愛い。いつかソロの現場にも行ってみたいですね。かおり、かわいいよ、かおり。

 

4.佐咲紗花

 ごめんなさい、「Grand symphony」ぐらいしか予習してませんでした…。でもその「Grand symphony」は思う存分楽しめました。落ちサビの入りが印象的。

 全体的にガルパンの曲をやってたみたいだけど、僕はガルパン途中までしか見てないんだ…ごめんよ。でも割と楽しかったから今度見てみようかな。

 

5.渕上舞

 ごめん、わからなかった。また今度フェスに来たときは楽しませてくれ。渕上舞ガルパンの声優なことすら知らなかったんよ

 

6.アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive

 曲があんまり好きじゃなかった。凝ったアニメーション作られてたけどその間声優ガン見してました…。トロッコで近くに来た小倉唯が可愛かったです(小並感)

 

7.氷川きよし

 ほんっとうに楽しかった~!!!流石の貫禄って感じしました。「限界突破×サバイバー」が楽しすぎてもうね。まさかアニサマに行って会えるとは思ってなかったから最高だった。

 二曲目は北斗の拳の曲を歌ってたけど流石に初見…。でもこぶしが効いてて、単に聞いてるだけでも楽しかったよ。昭和の曲ってよく考えたら二つ時代前の曲なんだなぁ。

 

8.中島愛×石原夏織(コラボ)

 石原夏織はコラボするって聞いてたけど相手が中島愛なのは驚き。曲、知らなかった~。かおりがかわいい。かわいいよ、かおり。

 

9.逢田梨香子

 今回の本来の目的だった一人。僕はスタンド後方でメインステージがかなり遠かったんだけど、逢田さんが間近のステージに登場したときは流石にアニサマ運営に忖度されてるなって感じた。

 アニメでいつも聞いてた花澤香菜さんの川柳アニサマ逢田梨香子が やってきた とかだったっけ?頭が追い付いてなくてよく覚えてない。)が流れた後にかかる「ORDINARY LOVE」のイントロ。これ以上ないくらいの最高の入りでした。

 先日のBirthdayイベントでは心配になるくらいの歌唱だったけど、今日は全くそんな不安を感じさせない力強い歌で安心しました。流石に大きい会場自体は慣れてるのかな。逢田さんがアニサマの舞台に立ってるんだなぁって感慨に包まれてたら曲が終わってた。

 

10.如月千早(シクレ)

 初代アイマスのことは全く分かんないんだけどなんか凄いらしいね。いや、噂は立ってたからアイマスもちょこっと予習したけど流石に分からん、勘弁してくれ。次に行きたいから次行くね。

 

11.三森すずこ(前半トリ)

 今回の目的の一人。ずっと好き。今日はほとんどこの人のために来た。

 感想に移る前にちょっとこれを見てほしい。

 曲がりなりにも「三森すずこのオタク」を自負してる以上、初見の人のためにも真剣にセトリを考えました。三森さんはここ一年のアニタイが無かったので予想が大変だったのですが、ラジオの情報・過去のセットリストをもとに予想し、結果として完っ全に裏切られました(いい意味で)。わけわかんないね。

 

 まず一曲目の「グローリー!」。ねぇ、いっちばん聞きたかった曲が来たんだけど、これって夢かなにか?いや、よく分かんない眼鏡もいるからきっと現実なんだろうな。オーイシマサヨシコラボ自体は予想してたけど生のグローリー!が嬉しすぎてテンションが爆上がり。かっとばせー!す・ず・こ!のコールができることが嬉しかったし、予想通りありえん気持ちよかった。またライブでやらせてくれ~。

 

 次に二曲目。「ファッとして桃源郷」。いや、頭おかしいの?(これは誉め言葉)曲自体は知ってたけどまさかアニサマでキャラ名義の曲やるなんて思わないじゃん?僕自身もこれを生で聞くのは初、でもオタクに好かれる曲だけあってライブで流れた時の楽しさは一級だった。アニサマ、怖いね~。高まりすぎて石原夏織がいたことに僕は気づきませんでした()

 

 三曲目。これは自慢じゃないけどみもりんのポーズを見てイントロ流れる前に次の曲は分かった。そしてイントロが流れるまでの間はこんなことを考えてました。

へ?トキメキスやるの?うそでしょ?一昨年にアニサマでやったじゃん?いやそもそもこの曲アニタイじゃないよ。でもこれ今二番目に聞きたい曲なんだけど。本当にやってくれるの?うわあああああああああああああああああ(思考停止)

 ゲストにみもりん大好き声優こと芹澤優大坪由佳が来て、一瞬でみもりんのハニートラップに引っかかってたのには笑った。かくいう自分もハニトラでめっちゃ叫んでたんだけどね。ハニトラのラストに合わせてUO折るのは最早定番行事だよね。

↑この出演者の書き方が好き

 

 そして四曲目の「ユニバ―ページ」。もうこの時点で頭は動いてないんだけど、条件反射で鍛えられてるオタクはこの状態でもイントロで高まれる。でもこれ去年披露したから絶対来ないと思ってたんだけど、どうして流れてるの??この曲はみもりんの代名詞的な曲だし何より楽しい、UOが溶ける。アウトブレイク・カンパニーつながりで渕上舞さんが来てたのがなかなか粋な計らいでした。

 

 四曲のメドレーが終わってMC。アニサマ10周年が~ってことを喋ってくれました。かわいいですね。

 最後は三森すずこのSTORYのスタートを飾った曲だとして「会いたいよ…会いたいよ!」を歌いました。もはやノンタイであることにツッコム余裕は無かった。この曲もコールが楽しいし、歌詞が大好き。まさかアニサマでこれが聞けるとは思わないよね。

 

 そんなかんじでみもりんはメドレー込みで計五曲を前半トリとして歌い切ったわけなんですが、頭大丈夫?(誉め言葉)ってなる曲しか流れてこなくて僕はもう体力が限界でした。まだ前半なんだけど。三森すずこ、やりやがった。でも間違いなく最高のセトリでした。アニサマ来てよかった~

 

 後半は疲れてて殆ど記憶ないので、覚えてるところだけできるだけ書きます。

 

12.オーイシマサヨシ

 なんかよく分かんないけど大橋彩香が出てきた←

 

13.ReoNa

 SAOアリシゼーションの二曲を歌ってくれました。GGOのIndependenceがお気に入りだったけどやらなくて残念。でも生の「虹の彼方に」は涙腺壊れるくらいの破壊力がありました。ユージオ…。こっちもいつかソロ現場行ってみたいね。そして4期が楽しみ。

 

14.i☆Ris

 アルティメット☆MAGICが楽しみで来たらアルティメット☆MAGIC以外の曲が何もわからなかった…。アルティメット☆MAGICは期待通りはしゃげて楽しかった~。

 

15.中島愛

 予習していた曲は来ませんでした(泣きアニメ)

 

16.鈴木雅之

 大型新人アニソンアーティスト。かぐや様のOPはなかなか味があってよかったですね。初めて生で来る人が多くて凹むのがかわいかった()

 

17.Roselia

 曲と名前が一致してない状態だったけど、やっぱりバンドリ系のアーティストはCD音源とライブでの感覚がぜんっぜん違うから愉しい。UOがかなり多かったんだけど、人気なのか単にRoseliaのオタクが多かったのかどっちなのでしょう?

 

18.鈴木このみ

 「This game」が来たときは倒れるかと思った。次の新アニタイ曲も強いし歌が上手いしでとにかく最高だでした。トロッコに乗りたい鈴木このみがかわいいくせにバカ上手い歌で「DAYS of DASH」を歌うのでギャップでオタクは死んだ。鈴木このみの曲強すぎる~。この人まだ20代前半ってことに驚きが隠せない。

 

19.fhána

 一曲目が何回も聞いてた曲だけど曲名が思い出せなくてもやもやしながら高まってた。「青空のラプソディ」はまさか三年連続で来るとは思わず、サビのフリを覚えずに来てしまったことを後悔した。でもchu chu yeah!はライブでやったらあんなに楽しいものなんだね。楽しすぎて逢田梨香子がステージにいることに気づかなかった←

 

20.スフィア(トリ)

 ごめん、曲分からない。全員結婚おめでとう。

 

21.アニサマ2019 Day1出演アーティスト 合唱

 アニサマの目玉(?)出演アーティストが勢ぞろいするので推しが両方出演してたら当然両方一緒にステージに出てくる。

 去年の一日目はAqoursとうちみもが隣っていう奇跡的な配置してたけど、今年は僕の推し二人は結構離れてましたね。だから特に絡みとかは無かったけど、二人とも自分の名義でその場に一緒に立ってるってことがなかなか心に来ました。

 二人とも知りはじめたのは2016年あたりで、片や僕が知る前から声優アーティスト活動をしているベテランで僕がずっとその歌が好きなアーティスト、片や声優も始めたばっかりのひよっこで僕がずっとアーティストデビューしてくれることを切望してた声優さん。この2人を結び付けるのは多分僕くらいしかいないと思いますが、その二人が同じ舞台にいるってのはなんとも言い表しがたい感情です。エモい、っていったら一言で終わりますね。

 

 

そんなかんじで感想まとめはおしまいです。総括は最初に書いちゃったから割愛。この記事はいったん上げるけど明日の気分で修正or限定公開にするかも。

 

おやすみなさい~。

 

 

逢田梨香子の生声が可愛すぎる

こんにちは、好きな女性声優は他メンバーを差し置いてアニサマにひょっこり出ちゃう女性声優、同じくらい好きな女性声優は一般男性じゃない男性と結婚する女性声優のにしょうです。

 

いや、もう細かいことはどうでもよくてね、私にしょう、人生で初めてのお渡し会、しかも1推し声優の逢田梨香子さんのお渡し会に参加してきました。

 

僕は今まで声優に対して、「接近イベするくらいなら他の仕事をせんかい!」っていう、要するに接近イベアンチを気取って居たのですが、実は接近イベ反対運動をする陰でちょいちょい接近イベに申し込んでいたんですよね。(いやだって接近イベ行きたくないオタクとか存在するの?行けるなら行きたいに決まってるでしょ。)

 

恐らくそうした僕の捻くれが神の怒りに触れたのか、僕の推しはそもそも接近イベ自体をあんまりやらない声優なのに、その数少ない接近イベに全く当たらないという日々を長らく過ごしていました。まあ自業自得だよね。

 

まあ一生接近イベなんて行けなくていっか~とめちゃくちゃ歯ぎしりしながら負け犬の台詞を口に出していたある日、僕の元に一通のメールが届くわけです。

 

 

 

いいいいいやったあああああああああ!!!!!!!!!

当たったああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!



接近イベアンチだったオタクは見る影もなく、そこにはアイドル商法に万歳三唱をあげるオタクの姿しかありませんでした。

 

そんなこんなで当たった人生初の接近イベ、どんな準備をしたら良いのか解らず周りのオタクにアドバイスを求めたら、

 

「とりあえずこれを読んだらいいらしいね」

 

yamadataro.hatenablog.jp



教科書じゃん!!!!、!

いやはや、山田太郎教授、素晴らしい本を執筆なさいますね…

 

アトキンス物理化学とこの教科書を常に並べて読み漁りながら、お勉強大好き大学の試験と格闘しながら一週間を過ごしたのですが、その中で一度だけ山田太郎教授と会う機会がありました。

 

に「山田太郎教授、素人質問で恐縮なのですがお渡し会の時に気をつけることはありますか?」

 

教授「お渡し会の時はまず相手の誉めるところを探しなさい。それが出来なかったら君は落単だよ。」



教授!!!!!!!!!ありがたきお言葉!!!!!!!

 

教科書を真面目に読むことだけが取り柄な僕が落単の危機に瀕しているとは思いもしませんでした。世の中勉強すべきことがたくさんありますね。

 

ただ、ここで一つ問題が。私、生まれてこの方女性のことを面と向かって誉めた覚えが殆どありません。もはや推しの顔と同じくらい見た姉とは罵詈雑言の砲撃戦を繰り広げているので、そっちの方は慣れているんですが…

 

いや、そもそも齢26の女性が誉められて嬉しいことってなに???正直どの1Q期末試験よりも難しいです。微分方程式とか物質の粘性の計算とかならできるのに。

 

 

そんな悩みを抱きつつ気づけばお渡し会当日。

 

あっ、斉藤朱夏さんソロデビューおめでとうございます。公開された曲、めちゃくちゃ好きです。声優さんがこうして個人として活動するのは僕は全然良いと思いますし、おめでたいことですね。

こんなキモイブログで祝われる斉藤朱夏さんが不憫だというツッコミはナシでお願いします。

 

この日は試験が終わって貴重な全休だったのでゆっくりとお渡し会に向けた準備ができました。丁寧に歯磨きとフロスをかけ、耳掃除をし、爪を切り、床屋に行って髪を整え、カラフルなデカルト直行座標チェ○○シャツを封印したことで禁断症状を発症しながらも、自分に出来る精一杯のコーディネートをしたためました。

 

Q.その努力、普段から出来ないの???

A.毎日お渡し会があればできる

 

準備が出来たので満を持して現地入り。

その集合、普段から(略)

 

メールに書いてある場所に向かうと、そこは…

 

 

この教会ぽいものは…なに?実は俺はキリスト教の洗礼でも受けに来たんか??あいにく進化論と地動説を認めない宗教だけは推しに勧められたとしても改宗までに心の準備をさせて頂きたいのですが、、、

 

と思ったらちゃんと逢田梨香子トーク&お渡し会と書いてありました。そうそう、俺の信じる神は逢田梨香子だったよ。

 

とりあえずイベント開始までの時間はスタバに入って何話すか考えながら潰し、ある程度話すこと纏まったのでイベント会場に戻るか~と思ってメールを見た時に、こいつは驚愕の事実に気づきます。

 

 

おい!!!!!!!!あんだけ準備する暇があったのにどうして入場に必要なもの忘れんだよ!!!!

 

用紙を受け取る時にも「イベントの時に使うのでちゃんと保管して下さいね~」ってお兄さんが言ってたやんけ!!!!!!

 

お前は!どうして!!周期表が覚えられるのに!!!イベントに必要な持ち物が覚えられない!!!!!!!

いや、周期表は覚えるの簡単だからさ

 

とにかくスタッフにその旨を伝えると、「受付の時に対処するので整理番号順にお並び下さい。」とのこと

 

おれしってる。これ受付に行ったら絶対はじかれる奴だ。きっとバイトのおにーさんだから詳しいこと聞けないよな、ああ、俺は一生接近イベに行けないんだな。あんだけ接近イベアンチしてたんだからそりゃそうだよな。思えば俺は大事な場面でいつも何かやらかすんだ、センター試験の当日には人生で初めてスマホ落として液晶ガラス割るし、高価な実験機器使うときは操作間違えて故障させるし、いっそ引きこもって死ぬまで暮らした方が幸せな生き方かもしれない…

 

 

生きてて良かったあああああああああああああ!!!!!

※オタクは手のひらの返しようだけは自信があります。

 

いやほんとスタッフのにーちゃん、変な疑いをかけてすみませんでした。本人確認に別途対応して頂いたスタッフさん、ご迷惑をおかけしました。

 

 

なんとか無事に会場入りした僕はここでようやくあることに気づきます。

 

アレ、これPrincipalの曲全部フルで流れてんじゃん!?!

 

~~~突如はじまる楽曲レビュー~~~

1.FUTURE LINE

 今回のリード曲、実はもうフルで聴ける。100回聴いた。ラブライバーを釣るためとしか思えない作詞作曲だけど、ラブライバーの僕は釣り針にひっかかる。逢田梨香子を体現したような曲。

 

2.ORDINARY LOVE

 実はフルで聴ける曲その2。逢田梨香子が一番最初に収録した曲であり、アニメ「川柳少女」のED。純粋な恋愛を歌っているようで、実は切ない叶わぬ恋を歌っている曲でもある。この二面性を歌いきる逢田梨香子は凄い。五曲の中で一番好き。500回は聴いた。オタクは早く川柳少女を見ろ。

 

3.アズライトブルー

 唯一のクール系統の曲。盛り上がり曲かと思いきやめっちゃ良い曲。ほかの曲より印象が薄くてお渡し会で記憶が消し飛んだ。ラスサビ前が好き。

 

4.君がくれた光

 盛り下がり曲かと思ってたらじつは一番王道系に近かった曲。ライブでやるなら五曲の中で一番楽しめそう。グレープフルーツムーンみたいな苦しさがあるのと、サビで高音を歌うところが好き。

 

5.I will

 バラード曲。バラードはびみょーだなって思ってたら歌詞と逢田梨香子の表現力に敗北した。本当に“良い”曲。五曲の中で唯一落ちサビがある。

君に会えたから今の僕があるって言ったら君は笑うかな、でもほんとだよ。

 

逢田梨香子がこの曲を歌うとにしょうは泣く。(歌詞はうろ覚え)

 

 

~~~戻ってくる本編~~~

 

いやはや、イベントで未公開曲を流すコンテンツは最高ですね。

 

そんなこんなでお渡し会の前にトークショーが始まります。

司会のお姉さんの紹介とともに流れる曲はORDINARY LOVE。そのサビパートに合わせて逢田梨香子さんが登場!!!!!!

いや、世界一賢い登場の仕方だと思いましたね。もうこの登場だけでイベント来た甲斐がありました。

 

正直トークショーの盛り上がりはそこが頂点で、後はイベント内容的には司会のお姉さんが質問をして逢田さんがそれに答えるというトークショーに良くあるアレです。

 

大体雑誌のインタビューで言ってたこととその補足みたいな感じだったので、雑誌を完璧に予習してきた僕は逢田梨香子さんの顔面に集中できました。いやね、めっちゃくちゃかわいいです。

 

あとはMVフルの公開だったり、記念撮影したりと色々とありましたが、僕もそろそろ書き終えて寝たいので割愛します。

 

~~~ようやく始まるお渡し会レポ~~~

 

さて、いよいよお渡し会の時間が来ました。てか大半のオタクはここしか見ないよね。

 

オタク達からのアドバイスとかのブログを読み漁った僕に死角はありません。あとはキョドらないで上手く話すだけ。

 

まずは最初のオタクの剥がされるまでの時間を測定する。測定結果は約17秒。

いや、覚悟してたけど短いな!!!

何が恐ろしいかって、自分より前のオタクが流れるように消えていき、あっという間に自分の番が来るわけです。

 

人生初のお渡し会、しかも相手はずっと好きだった1推しの女性声優さん。緊張しないわけがないです。大学入試かと思うくらいに緊張しました。落ち着け、お前ならできる。不安になったら一次元箱型ポテンシャルの波動関数を導出するんだ。

 

~~~無慈悲にも自分の番が回ってくる~~~

に「こんばんは~」

 

逢「こんばんは~」

 

よし、とりあえず普通に喋れた。俺はやればできる。ていうか挨拶すら出来なかったらモノホンの社会不適合者だよ。

次はオタクに聞いたように上手く褒めないといけない。確か衣装がアルバム意識した感じだったからその辺りを褒めるのが正しい選択肢だよな…



に「え、めっちゃ声可愛いですね」

 

逢「ありがとー(営業スマイル)」

 

 

おい!!!!!!!!!!!!!

本音が漏れてる!!!!!!!!!!!!!

ドン引きされとるやんけ!!!!!!!!!!!

 

明らかなバッドコミュニケーション。シャニマスだったら明らかにテンションが下がって終わる奴です。

 

いや、でもしょうがないじゃん。可愛かったんだもん?

いつもマイク越しでデジタル変換されたものを聴いてるオタクにとって、生の推しの声というのは理性を狂わせるに足るだけの破壊力がありました。むしろ可愛いですねと褒め称えない方が失礼に値するというもの。

 

それでも相手が女性声優だからまだしも、一般の女性や女児だったら間違いなく職質される発言。このままだとキモイオタク罪で裁かれます。推しを褒めた後に言う言葉は決めていたので、なんとかそれに繋げます。



に「逢田さんの歌声が大好きなんです」

 

逢「本当!?嬉しい~!!(顔をくしゃくしゃにして笑う)」

 

に「これからいろんな歌を聞かせて下さい(ここで剥がし)」

 

逢(笑顔で手を振る)



生きてて良かった!!!!!!!!!!!!!

 

本当は「逢田さんの歌声が大好きでいつも元気をもらってます、入試や試験もその歌声で乗り越えられました。」

くらいまで言うつもりでしたがさっきの失敗で焦って半分位しか出ませんでした。

 

それでも明らかに営業スマイルじゃない反応をくれただけでオタクは十分過ぎるものを貰ってしまいました。

 

やば、にちゃにちゃが止まらん。

 

気づいたら僕の手元には手渡されたブロマイドがありました。え、なにこれかわいい。え?この人がさっきあそこにいためっちゃ声可愛い人なんですか??

 

ああ、お渡し会って最高だな。完全にキモイオタクになってしまったけど、ていうか、全く会話になってなかったけど。

 

次こそはちゃんと会話しようと心に決めて、にちゃにちゃしながら明日からの第2Qを生き抜きたいとおもいます。



まとめ

 

逢田梨香子さんの生声は可愛い

 

(ここまで読んで下さってありがとうございました)